中露の「3つの戦端」の前提としての、「第0の戦端」での「鉄砲玉」な北朝鮮の危険性

先日、金総書記がロシアを訪れたニュースがありましたが、中国と北朝鮮自体は元々関係が深いですが、ロシアとも、恐らくはソ連東欧崩壊時に核開発技術者、ミサイル技術者と、もしかするとプロトタイプとしての「現物」や必要部品、工作機械などが流出して北…

バルカン半島的状態な中東情勢と中露イスラムの「新しい国連」

バルカン半島的状態な中東情勢と中露イスラムの「新しい国連」 ハマスが第四次中東戦争の事実上の開戦日である10月6日にイスラエルに対し、ロケット砲攻撃だけでなく、実際の戦闘員を進軍させイスラエル側に侵犯し多くの人を殺害して始まった、イスラエル…

ロシアの戦争と戦前日本との奇妙な類似点

〇はじめに ロシア軍が主権国家ウクライナを侵略するための戦争を行い、現地では凄惨な戦闘が繰り広げられています。 ロシアの開戦理由と、その後の戦争の戦闘行為の中での戦争犯罪の問題もありますが、その前に、少し俯瞰させて頂いて、ロシアの論理も考え…

「反日」という言葉について左翼の私が考えてみた結果の長々しい文章

【「反日」という危険性のある単語とその便宜的な定義の問題】 近年になってネットで使われ、そして公然にも使われるようになった「反日」という言葉は、その言葉に、その意味が何かという問題と、またそれが敵対者に対してレッテルとし用い、そのレッテルを…

はてなダイアリーから、はてなブログに引っ越しをしてきました。(&後日載せます的なこと)

実は、今日、ヤフー・ニュースで「はてなダイアリー2019年サービス終了」というのを見て、引っ越しははてな同士だから、大丈夫だろうと、思い切ってそのまま、はてなダイアリーから、はてなブログへの引っ越しをしてきました。 デザインの選択で、色々な…

ユートピアかディストピアか

「AI革命」と「労働力の補助」として、AIとロボットの時代だという言葉が聞かれ、これは20世紀に思い描かれていた、人間は働く事を必要とせず、ロボットにすべての労働を任せ、自由な人生を歩める、といったユートピア像が実現しそうなように見えてく…

暗号通貨について思う事

もうずっとブログをサボっていてすみません…前にも思ったのですが、「かえって『間違いがないように、色々調べて学んだ上で完璧に書かなきゃ』と思うと、僕の場合は長続きしないようです…。。それなので、今ですら不確かな裏付けと不十分な知識しかなく書い…

日本版オリーブの木としての野党共闘の実現性と将来性

昨今のたて続き行われる安倍内閣による政治のニュースを見ているますと、私は思わず、ワイマールドイツにおいて政権獲得と全権委任法でファシズム国家に変質させる際、ナチスが行ったワイマールドイツの民主主義を破壊する「乗っ取り( Machtergreifung)」…

長い間、記事の方をサボっていて申し訳ありません。。(汗)

約1年間くらいでしょうか、本当に長い間、記事の方の更新をサボってしまっていて、申し訳ありません(汗) 記事を書くにはあまりに勉強不足と思い、「勉強をしてもう少しまともな記事を書けるようになってから」と書かないでいた結果、 約1年間サボり書き…

石破氏の「デモはテロだ」の言葉の恐怖

更新が遅くなり申し訳ありません。ついに秘密保護法案が可決され、以前のブログで問題を指摘させて頂いた共謀罪の設立も、安倍自民・公明は行おうとしています。秘密保護法については、これからの国民的な反対によって、施行までの間にそれを阻止できるよう…

「軍機保護法の記憶」の引用

私の文章でなく、毎日新聞の記事なのですが、gooのニュースで順番に時間が経つと消えていくかと思いますので、載せさせて頂きます。極めて内容として重要な事ではないか、と思います。 - 秘密保護法案:軍機保護法の記憶…歴史は繰り返さないか? 毎日新聞201…

「秘密保護法案」を絶対廃案に!

サボっていたのと、調べるのに手間がかかって、今さらな記事で申し訳ありません、6日に強行採決という予定が言われている「秘密保護法案」ですが、調べれば調べるほど、どうも闇が深いようです。 「秘密保護法案、国防、集団的安全保障のためにいいじゃない…

麻生副総理の「ナチスの手口を学んだらどうかね」発言に関する解釈問題

先日、都内で開かれた後援会で 麻生太郎副総理が「憲法はある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね。」と発言した事について物議を醸していますが、一体どう…

参院選2013に関する所感

ここ半年以上、ブログの方をご無沙汰していて申し訳ありません(汗)2013年の参議院選挙が終わりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか・・・? ネット選挙ということで、様々な立場の数多くのブロガーさんや、Twitterなどでの拡散などがな…

「1と3分の1」政党制の恐ろしさ

選挙が終わり、自民党が絶対安定多数を確保しましたが、ここで問題なのは対抗野党が小選挙区制なのにバラバラに割れている事です。 昔、社会党があった時代は、「1と2分の1」政党制と言われていましたが、中選挙区制ですらそういう問題があったのに、小選…

2ちゃんねるとひろゆきさんについて思う事

2ちゃんねるは長年の歴史を持った、様々な事についての巨大なスレッド型の掲示板ですが、元管理人のひろゆきさんが麻薬特例法の教唆犯として書類送検されてしまいました。これにはネット上の反応は様々ですが、たぶん違法・薬板だと思いますが、その書き込…

アベノミクスについて考える

第二次安倍内閣はまだ発足していませんが、経済政策として「アベノミクス」というのが言われています。これはご存知のようにレーガノミックスと同じくエコノミクスを名前でもじった名前です。 個人的には政治面において第二次安倍内閣に危機感を非常に強く持…

護憲のために国民投票法について考える

昨日の衆院選を受けて左派・リベラルな方の衝撃は凄まじいものがあると思いますが、現実問題として改憲への動きがこれを受け活発化する事を考えると、 その防止のためには参院選、もしくは最悪の場合国民投票で護憲を訴える事を考えなければならないと思いま…

リベラルの敗北と結束の必要性

今回の選挙はリベラルに非常に衝撃大きく、危険な情勢に日本が向かいつつある、という懸念を強く与えたと思います。多党乱立の中での小選挙区制という死票を多くする無茶苦茶な結果になってしまう制度、という制度的問題もありますが、有権者が民主党の政権…

自民公明圧勝の危険性と都知事選の重要性

もうすぐ投票日になりますね・・・日本の運命が決まる選挙だと個人的には思いますが、都知事選の方も公明維新の会支持の猪瀬氏が一歩リードしている状態のようですが、これは国政選挙で元々の自民党支持層、公明・維新支持層だけでなく、自民党回帰を選んだ…

日本の「自称・保守」の不思議

福島第一原発事故が起き、もう1年半以上になります。事故が実際に起きるまで「環境問題を利用した左翼」と冷ややかな目で見られてきた原発に反対な人も、事故を受けてそれまで原発どころか政治に興味のなかった方たちまで、声を上げられていらっしゃるよう…

現在日本に起こりつつあるクーデターに抵抗しよう

総選挙と都知事選の投票が今週の日曜日であと数日になってしまいましたが、 皆さん投票先はお決めになられたでしょうか。時事通信の報道では、 - 自民、絶対安定多数の勢い=民主激減 16日投開票の衆院選を前に、時事通信社は全国の有権者を対象に電話世論…

天賦人権論と自己責任論

自民党のやたらネトウヨさんの言葉を真に受けネットのデマに踊らされるのに定評のある、片山さつき女史ですが、自民党の憲法改正草案において、現行憲法の - 第十章 最高法規 第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由…

迫り来る「表現規制」「インターネット規制」の危険性

○はじめに 日本国憲法では表現の自由、思想・良心の自由、通信の秘密など基本的人権が定められています。 それを制限する法律を作るのは当然ながら違憲なのですが、そこはそれらを規制しようとする人は 考えていて、例えば「児童のため」「経済のため」と違…

三権分立と検察行政・警察行政に思う事

「 Goodbye! よらしむべし、知らしむべからず」のhalさんのブログで高知白バイ事件の事を初めて知りましたが、警察行政と検察が物的証拠を捏造した疑いが強いのを見て、実際に物的証拠を検察側が捏造した大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件や、「真犯…

「『日本国憲法改正草案』がヤバすぎだ、と話題に・・・」についてです

自民党の阿部総裁は国防軍の設立、憲法改正を次の衆議院選挙の公約として挙げていますが、それだけでもきな臭いのに、実際の自民党の憲法草案はそれ以外の所も非常に危険なようです。 自民党の憲法草案は下のpdfファイルで見ることができますが、「Goodby…

「超左翼おじさんの挑戦」から新たな挑戦へ

ずっとブログの更新もせずご無沙汰していて申し訳ありません(汗)ブログのリンクの方で久しぶりに「超左翼おじさんの挑戦」という、松竹さんのブログを拝見させて頂こうとしたところ、なんと9月30日を持って終了されるということでショックを受けました…

尖閣諸島と竹島は日本固有の領土です

だいぶ久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません、今、というかちょっと前から尖閣諸島の領土問題というか、中国側が尖閣諸島の領有を主張する事とそれによる緊張の高まりがありますが、それについて個人的意見を述べさせて頂きたいと思います。 まず、…

TPPの持つアメリカニズムによる国民主権の侵害の問題性

11日、野田首相がTPPの参加交渉の関係国との協議をする、という表明がありました。TPPのメリット、デメリットは色々あるかと思いますが、まず問題として、 推進派にしろ反対派にしろ、「情報が少ない」という事があります。 「それは協議をしていな…

医療に関するTPPの問題について・その2

「医療に関するTPPの問題について・その1」の続きになります。 間違っている内容などありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。 - >○○さん すみません、あくまで「新自由主義者の遺物としての理想」だとしたら、ということで、○○さんがそうだと申し上げてる…