刑事政策の闇

迫り来る「表現規制」「インターネット規制」の危険性

○はじめに 日本国憲法では表現の自由、思想・良心の自由、通信の秘密など基本的人権が定められています。 それを制限する法律を作るのは当然ながら違憲なのですが、そこはそれらを規制しようとする人は 考えていて、例えば「児童のため」「経済のため」と違…

三権分立と検察行政・警察行政に思う事

「 Goodbye! よらしむべし、知らしむべからず」のhalさんのブログで高知白バイ事件の事を初めて知りましたが、警察行政と検察が物的証拠を捏造した疑いが強いのを見て、実際に物的証拠を検察側が捏造した大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件や、「真犯…

日本の刑事政策の闇

今日は家族と居間で雑談しながら過ごしていると、 つけていたテレビでテレビ朝日の「スクープ」がやって いました。そこで取り上げられていたのは極めて対照的であり 同時にどちらも共通する病巣を抱える二つの事件でした。 一つは兵庫県姫路市で起こったバ…

共謀罪について

○共謀罪の問題点 共謀罪はもともとは、「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」が2000年に国連で採択されて、日本もこれに批准したのですが、それを履行するための国内法として整備する、というのが発端として提案されました。しかし、組織的犯…

所得格差による刑事事件での被疑者の人権保護の落差の問題

はじめに・・・憲法上の刑事政策のあり方と現状の問題 「日本は法治国家なのか?」の終わりの方で述べさせて頂きましたが、 他に、空文化しているので一番分かりやすいのは憲法9条でしょう。 これをどうすればいいのかは、「憲法改正論批判」で書かせて頂い…

「取調室」という「密室」の問題〜「取調室」のインカメラ化を!〜

「取調べ」とは何のため誰のためなのか・・・「取調べ」に対する疑問 「所得格差による刑事事件での被疑者の人権保護の落差の問題」でも述べさせて頂きましたが、 私選弁護人を雇えない方は、当番弁護士制度など弁護士会のボランティアはありますが、法律上…

日本の刑事政策の闇

今日は家族と居間で雑談しながら過ごしていると、 つけていたテレビでテレビ朝日の「スクープ」がやって いました。そこで取り上げられていたのは極めて対照的であり 同時にどちらも共通する病巣を抱える二つの事件でした。 一つは兵庫県姫路市で起こったバ…