2012-01-01から1年間の記事一覧

「1と3分の1」政党制の恐ろしさ

選挙が終わり、自民党が絶対安定多数を確保しましたが、ここで問題なのは対抗野党が小選挙区制なのにバラバラに割れている事です。 昔、社会党があった時代は、「1と2分の1」政党制と言われていましたが、中選挙区制ですらそういう問題があったのに、小選…

2ちゃんねるとひろゆきさんについて思う事

2ちゃんねるは長年の歴史を持った、様々な事についての巨大なスレッド型の掲示板ですが、元管理人のひろゆきさんが麻薬特例法の教唆犯として書類送検されてしまいました。これにはネット上の反応は様々ですが、たぶん違法・薬板だと思いますが、その書き込…

アベノミクスについて考える

第二次安倍内閣はまだ発足していませんが、経済政策として「アベノミクス」というのが言われています。これはご存知のようにレーガノミックスと同じくエコノミクスを名前でもじった名前です。 個人的には政治面において第二次安倍内閣に危機感を非常に強く持…

護憲のために国民投票法について考える

昨日の衆院選を受けて左派・リベラルな方の衝撃は凄まじいものがあると思いますが、現実問題として改憲への動きがこれを受け活発化する事を考えると、 その防止のためには参院選、もしくは最悪の場合国民投票で護憲を訴える事を考えなければならないと思いま…

リベラルの敗北と結束の必要性

今回の選挙はリベラルに非常に衝撃大きく、危険な情勢に日本が向かいつつある、という懸念を強く与えたと思います。多党乱立の中での小選挙区制という死票を多くする無茶苦茶な結果になってしまう制度、という制度的問題もありますが、有権者が民主党の政権…

自民公明圧勝の危険性と都知事選の重要性

もうすぐ投票日になりますね・・・日本の運命が決まる選挙だと個人的には思いますが、都知事選の方も公明維新の会支持の猪瀬氏が一歩リードしている状態のようですが、これは国政選挙で元々の自民党支持層、公明・維新支持層だけでなく、自民党回帰を選んだ…

日本の「自称・保守」の不思議

福島第一原発事故が起き、もう1年半以上になります。事故が実際に起きるまで「環境問題を利用した左翼」と冷ややかな目で見られてきた原発に反対な人も、事故を受けてそれまで原発どころか政治に興味のなかった方たちまで、声を上げられていらっしゃるよう…

現在日本に起こりつつあるクーデターに抵抗しよう

総選挙と都知事選の投票が今週の日曜日であと数日になってしまいましたが、 皆さん投票先はお決めになられたでしょうか。時事通信の報道では、 - 自民、絶対安定多数の勢い=民主激減 16日投開票の衆院選を前に、時事通信社は全国の有権者を対象に電話世論…

天賦人権論と自己責任論

自民党のやたらネトウヨさんの言葉を真に受けネットのデマに踊らされるのに定評のある、片山さつき女史ですが、自民党の憲法改正草案において、現行憲法の - 第十章 最高法規 第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由…

迫り来る「表現規制」「インターネット規制」の危険性

○はじめに 日本国憲法では表現の自由、思想・良心の自由、通信の秘密など基本的人権が定められています。 それを制限する法律を作るのは当然ながら違憲なのですが、そこはそれらを規制しようとする人は 考えていて、例えば「児童のため」「経済のため」と違…

三権分立と検察行政・警察行政に思う事

「 Goodbye! よらしむべし、知らしむべからず」のhalさんのブログで高知白バイ事件の事を初めて知りましたが、警察行政と検察が物的証拠を捏造した疑いが強いのを見て、実際に物的証拠を検察側が捏造した大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件や、「真犯…

「『日本国憲法改正草案』がヤバすぎだ、と話題に・・・」についてです

自民党の阿部総裁は国防軍の設立、憲法改正を次の衆議院選挙の公約として挙げていますが、それだけでもきな臭いのに、実際の自民党の憲法草案はそれ以外の所も非常に危険なようです。 自民党の憲法草案は下のpdfファイルで見ることができますが、「Goodby…

「超左翼おじさんの挑戦」から新たな挑戦へ

ずっとブログの更新もせずご無沙汰していて申し訳ありません(汗)ブログのリンクの方で久しぶりに「超左翼おじさんの挑戦」という、松竹さんのブログを拝見させて頂こうとしたところ、なんと9月30日を持って終了されるということでショックを受けました…

尖閣諸島と竹島は日本固有の領土です

だいぶ久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません、今、というかちょっと前から尖閣諸島の領土問題というか、中国側が尖閣諸島の領有を主張する事とそれによる緊張の高まりがありますが、それについて個人的意見を述べさせて頂きたいと思います。 まず、…