『東京湾に米軍基地を!』
ここのところ取りざたされている小沢幹事長の問題ですが、
小沢氏に関しては検察が不起訴にし、検察審議会が起訴相当と判断した問題以外にも、
いろいろな疑惑があり、少なくともそれらについての説明義務が、
与党幹事長として、また国会議員として、国民、有権者に対して必要かと思います。
いきなり話題がタイトルとズレてますが、鳩山政権は日米安保問題で、県外移設を断念し、
県外移設は党としての公約ではない、と発言していますが、党の要職の発言は
党としての見解であるのが、現代政党として当然なもので、
これは認められるものではないかと思います。
沖縄県民の方々の怒りは頂点に達されていらっしゃるかと思いますが、
実際、本州に米軍基地はあっても、全体の一部で、
僕も含めほとんどの国民は「基地がある生活」を想像できないでいます。
そのため、総論賛成各論反対で、どこの地域も受け入れを表明しないで解決が困難になっています。
実際問題として、「基地は危険ではありません、経済効果があっていいですよ、安全ですよ」
というのが本当ならば、いっそ「痛み」を国民の4分の1の3000万人が平等に分かち合えるように、
東京湾の中央を埋め立てて巨大な米軍基地を作ればいいのではないかと思います。
倫理的推移律の問題として、原発や米軍基地を作る際、「僻地なら僻地ほど、『被害』を受ける人が少ない」という、
人頭主義的推移律で地方が選ばれているかと思いますが、それによって被害を受ける地域の住民は、
少ないということになりますから、国政への代表者に対する影響力が小さく、都市部の私たちは
「実際米軍の戦闘機が頭上を飛んでいくと、どんな感じなのか」というのが想像できず、
結局「押し付け」をしてしまうという、地域エゴという意味で、極めて非民主主義的な状態で、
この50年間来てしまいました。
以前、「東京に原発を!」という、大変ショッキングなタイトルの本がありましたが、それは「原発は安全だ」
という主張に対し、実際は原発を貧しい地方に、交付金と引換に押し付けてしまっている、という現状を批判し、
「安全ならば東京に作ればいいじゃないか、地方から長々とつないでる送電線を通っていくうちの、
ロスは膨大なものだ、安全なら東京に作れますよね?」という問題提起をなされた本でした。
仮に沖縄に「問題ない、安全」と主張して押し付けるならば、いっそ東京に米軍基地を作りましょう。
仮にもし本当に米軍が日本を守るためという名目通りにいるならば、首都を守るために、
なるべく多くの国民の近くに、基地があった方が安心なはずです。それを政治家が実際行うかどうかは別として、
矛盾に背を背けて問答無用で沖縄に押し付けるならば、沖縄は日本ではない、と、
言っているようなものではないかと思います。。。
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